
コラム
外国人雇用で使われる「やさしい日本語」とは
「やさしい日本語」は、外国人や日本語を母語としない人々にとって理解しやすいように配慮された日本語のことです。
主に、外国人観光客、在留外国人、日本語学習者、そして日本語に不慣れな人々に情報を正確に伝えるために使われます。
また、災害時など緊急時にも情報を迅速に伝えるために役立ちます。
やさしい日本語の特徴
簡単な文法を使う
難しい表現や敬語を避け、短い文で表現します。
例:「避難してください」→「安全な場所に行ってください」
易しい単語を使う
日常的な単語を使い、専門用語や漢字を避けます。
例:「閉鎖」→「閉める」「入れない」
短い文で伝える
1文を短くして、情報を一度に伝えすぎないようにします。
例:「この道は危険なので通らないでください」→「この道は危ないです。通らないでください。」
具体的な表現を使う
抽象的な表現を避け、具体的な例や状況を説明します。
例:「地震が発生しました」→「大きな地震がありました。家の外に出てください。」
補足情報を加える
図や写真を使うことで、文章を補足します。
やさしい日本語の使い方
外国人の背景を考える
相手がどの程度日本語を理解できるのかを考え、必要に応じてさらに簡略化します。
繰り返し説明する
重要な情報は繰り返し伝えて、理解を確認します。
非言語的なサポートを使う
ジェスチャーやイラスト、ピクトグラムを活用することで、視覚的な理解を促します。
必要に応じて母国語も活用する
やさしい日本語に加えて、相手の母国語や英語での説明を加えるとより効果的です。
やさしい日本語の実践例
災害情報
「地震です。机の下に隠れてください。」
「津波が来ます。高い場所に行ってください。」
観光案内
「ここは東京タワーです。高い建物です。写真を撮る人が多いです。」
「電車は、次の駅で止まります。」
やさしい日本語は「相手に伝わること」を最優先とするコミュニケーション手法です。
話す際には、焦らずゆっくり話し、相手が理解できているか確認する姿勢も大切です。
外国人労働者とコミュニケーションするためには「やさしい日本語」を意識する必要があります。
小川社会保険労務事務所では「やさしい日本語」についての説明会、講習会を開催できます。
是非、ご相談ください。